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「笑顔生活」を世界中で祝う世界口腔保健デー

WOHD(世界口腔保健デー)は3月20日、世界中で祝われる。今年はこれまで以上に多くの革新的なイベントが見られるだろう。(Photograph: FDI)

スイス・ジュネーブ:世界口腔保健デー(WOHD)2015の取り組みとして、世界中の国々が独自の方法で、テーマである「笑顔生活」を祝う準備をしている。地元ラジオ局によるメディキャンペーンや500人以上の子供たちのための無料歯科検診を行うセネガル、テーマに則したセルフィー(自分撮り)コンテストが開催されるスペイン、無料の口腔保健評価や、キャンプ参加者の子供全員にフッ素塗布を行うリベリア、そして、1日で行われる無償歯科医療の世界記録を狙うオーストラリア。これらはみな、世界口腔保健デーである3月20日のために計画されているものだ。

 各国の歯科学会、学生歯科協会や各WOHD協力団体は、昨年に勝るとも劣らない広範囲な活動に取り組んでおり、そのひとつには、同時に歯を磨く人数の世界最多記録への挑戦も含まれている。

 「それぞれの国で、口腔の健康意識向上を追求する多くの人々の熱意を見られるのは素晴らしいことです。WOHD 2015は、“笑顔生活”というメッセージを世界中に広めることに貢献し、これまで以上により大きくより良いものになるでしょう」とFDI(国際歯科連盟)会長のDr Tin Chun Wongは語る。

 身近にこうした活動があるかどうかを知ったり活動に参加するためには、WOHDのウェブサイトを訪れるのがいいだろう。そこでは最新のニュースや、笑顔生活を祝うのに役立ちダウンロードできるさまざまな素材が提供されている。

 WOHDは毎年3月20日、世界中で歯科医師、歯科学生や各国歯科学会による広範囲な啓蒙活動とともに祝われる。WOHDは、口腔内の疾患という重荷を取り除く助けとなる活動の場を、歯科口腔保健団体に提供しているのだ。

 世界中の90%以上の人々が、一生の間に一度は口腔内の疾患に悩まされているが、口腔内疾患の多くは、予防、検出、治療のプログラムのための資金といった政府や保健団体、社会からの更なるサポートで回避することができる。

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