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顎運動などのリアルタイム可視化が実現

独・ケルン:当地で開催中のIDS(国際デンタルショー)で、フィンランドの歯科機器メーカーPlanmeca社の新システム4D Jaw Motion systemが、リアルタイムの下顎の3次元運動の可視化とデータ計測を可能にした。副社長のTuomas Lokkiによると、同システムはPlanmeca ProMax 3D MidとMax X-ray unitsに利用可能で、追加のハードウェアは必要ないという。

 「患者が顎でどういう動きするか、また、患者が動いたり噛んだりしているときに何が起こるのかを、リアルタイムで見ることができるユニークなソリューションで、咬合や周囲の状況を分析したり、CAD/CAMデータと咬合分析を組み合わせることもできる」と彼は説明している。

 この技術革新に加えて、Planmeca Romexis 4.0や患者に調和のとれた笑顔を創り出させるためのPlanmeca Romexis Smile Designソフトウェアなどを一新リニューアルした。同社の展示は、2013年に比べて約200㎡増のブースを取り、より大きくより良いものとなっている。

 Lokki氏はまた、「接続性とデジタルワークフローは、特に今年の展示の焦点となっている。我々は、非常に優れた技術域を有しており、歯科医師が効率的に作業をし、技術の恩恵を得られるように、それらを実践に活かすことを目指している」と述べた。

 加えて、「将来的には、これらが全て接続できるようにする予定だ。IDSではその良い見本にするために、7kmのケーブルで全てをつなげている。ここにある全ての製品が連結されており、それが技術の行き着く先の姿。CAD/CAMであろうが画像イメージングであろうが、あらゆる製品について言えることだ」と話した。

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