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キングス・カレッジと中国最大の歯科グループが提携

英国、ロンドン:キングス・カレッジ・ロンドン歯科研究所が、中国最大の歯科医療法人 拝博口腔医療集団(BYBOデンタルグループ)をパートナーとして、今後数ヵ月かけて多くの活動を開始し、国際的な活動範囲を広げようとしている。この提携は、遠隔学習プログラムによって始動。このプログラムは、中国全土の BYBO スタッフに、歯牙の摩耗と咬合の変化の管理に関するトレーニングと情報提供をするものである。

ロンドン大学はプレスリリースにより、遠隔/混合学習プログラムに加え、6月にはDr .Raman Bedi、Dr. Martyn Cobourne、Dr. Francis Hughesをはじめとするキングス・カレッジの研究者による直接講義も中国のさまざまなサイトで開始され、今年末まで続けられると発表。BYBOのスタッフは、英語と標準中国語の両方で全ての情報を利用できる。

専門的な継続教育に加えて、今後3年間のスタッフの交換留学など、さらに専門的な臨床知識や手技の伝達も含まれる。

この提携は360万英ポンドの価値があると推定され、協定が初めて発表されたのは2015年末。

歯科研究所の執行責任者Dr. Dianne Rekowは提携に関して「口腔の健康に関する知識を向上させ、世界各国の現場で提供するというキングス歯科研究所の公約が、この提携を通して実現します」とコメント。「私たちの世界屈指の専門知識をBYBOと共有する素晴らしい機会であるだけでなく、私たちにとっても中国の最も高名な歯科医療法人から学ぶまたとないチャンスです」。

BYBOは1993年に設立され、加盟デンタルクリニックが中国全土に200ヵ所あり、およそ6,000人のスタッフで構成されている。
 

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