米ノースカロライナ州・シャーロット:このほど米国歯科研究協会(AADR)の年次集会で新たな研究による知見が発表され、80歳代の認知機能の衰えは、触覚と味覚の認識に関係することが示唆された。より多くの自分の歯がある者たちは、口頭の知覚テストで良い成績をおさめることができたという。
この研究は、1人暮らしで認知症のない80歳代の956人を対象に行われた。認知機能が口腔知覚に関連するかを調べるため、参加者は6つの異なる物体の形状を、自分の舌と口蓋とで区別するよう求められた。さらに味覚試験は甘味、酸味、塩味、苦味のついた水溶液を使って調査された。
概して、より多くの自分の歯を持つ高齢者が物体形状認識テストで有意に優れており、口腔知覚テストの成績は、自分の歯の数と正の関連を示していたという。また味覚テストにおいては、男性参加者が女性参加者より有意に良好に認識していることも示された。
“Cognitive Function and Oral Perception in Independently-Living Octogenarians(80歳代の一人暮らし高齢者における認知機能と口腔知覚)”という題のこの研究は3月20日、AADR年次集会で大阪大学の研究者によって発表された。2013年12月に発行された米国歯科医師会誌に掲載された研究知見に、新たなエビデンスを加えたものだ。その研究では、ノースカロライナ州大学チャペルヒル校の科学者たちが、歯のない参加者たちは認知力テストにおいて、歯の揃った参加者に比べて低いスコアであったことを明らかにした。
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