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大麻入り歯磨き粉が新発売

Axim Biotechnologiesは、カンナビゲロールを成分としたデンタルケア製品シリーズのORAXIMAXを秋までに発売する計画だ。(DTI/Photographs courtesy of Axim)

米・ニューヨーク:新種の口腔ケア製品は、歯科への大麻利用の道を開くかもしれない。カンナビノイド研究および商用麻製品に特化したニューヨークを基点とするAxim Biotechnologies社は、カンナビゲロールを成分とした製品が、今秋店頭に並ぶと発表した。

 カンナビゲロール(CBG)を含む世界初の口腔ケアシリーズであるORAXIMAXは、今年初め、マンハッタンでの記者会見でAxim社により紹介された。同社の歯磨き粉、デンタルリンス、オーラルジェル、デンタルフロスに含まれる有効成分のCBGは、マリファナに見られる一連のカンナビノイド合成物の1つである。

 「有効な抗炎症作用、殺菌力、抗増殖作用や再生作用が、ある種のカンナビノイドで働くことは知られている。こうした理由で、Axim社は口腔ケア製品市場に新しいカテゴリーを構築した」と、同社のCEOであるGeorge E. Anastassov博士はDental Tribune Onlineに述べた。

 同社の最高技術責任者であるLekhram Changoerによると、CBGは、大麻の医学的効果の主な原因となっているカンナビジオールやテトラヒドロカンナビノールなど、有名な他のカンナビノイド前駆体と同様のものである。「産業用大麻は、さまざまな精神状態に影響しないカンナビノイドおよび必須アミノ酸を含んでいる。さらにそれは、よく知られた非ステロイド系抗炎症薬のCOX-2阻害薬に似ており、且つ、それらに見られる副作用がなく作用する」とChangoerは説明している。また同氏は、全て天然のこのオーラル製品が、虫歯、プラーク、口臭および歯肉炎の持続可能な予防を提供することができるに違いないと強調した。

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