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MIS、新EZ-Base アバットメント発売

重度のインプラント周囲炎により汚染されたインプラント表面を清掃・修正する新開発のチタン製丸型ブラシを用いたプロトコールを韓国の研究者が発表(写真:Yin-Zhe他)
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月. 30 10月 2017

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BAR LEV INDUSTRIAL PARK(イスラエル):MIS Implants Technologies社が、スクリュー固定式前歯部修復へのソリューションとしてチタンベースの新アバットメントの発売を発表した。同社によると、EZ-Baseシステムを用いることで、インプラント修復がこれまでになく容易になったという。

MIS社インプラント製品マネージャのDr. Shelly Akazanyは、「弊社R & Dを市場のニーズに直接相関させておくことは極めて重要です。スクリュー固定式のソリューションとCAD/CAM技術はともにその成長を加速しており、EZ-Baseはそれらの両方に属します」と発売時にコメントした。
EZ-Baseのネジ固定用ドライバーは、独自の先端部を有し、これにより多角度からの安全で信頼性のあるアクセスが可能となるほか、屈曲したスクリューチャネル内での挟み、締め付け、緩めが、直線的なスクリューチャネルと同様の回転力および簡便さで行うことができる。
MIS社によると、本システムは審美領域における補綴修復物の可能性をすべて網羅している。スクリュー固定式修復は、過去の前歯部症例の多くでは選択肢とならなかったが、今回EZ-Baseシステムによりソリューションが提供されることとなった。本システムは、CAD/CAM技術を導入することで、従来の手法はもとより、デジタル的に計画された処置においても使用することができる。
Akazany氏は次のように説明した。「臨床医が妥協することなく、それぞれの特定の症例に最適なソリューションを有することで施術を簡素化できるようにするために、幅広い補綴物の選択肢を提供することは、我々製品部門にとって重要です。EZ-Baseシステムは選択の自由を拡大し、過去であれば除外されていたような症例におけるスクリュー固定式修復の実施を可能にします」
EZ-Baseシステムには円錐形および内部六角形の接続形態があり、それぞれにナロー、スタンダード、ワイドのプラットフォームがラインナップされている。また、EZ-Baseには歯肉の高さが固定されたものと、最適なカスタム化および調整が可能なものがある。

 

出典:Business Euro 2017/07/19

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