2018年1月13日(土)、14日(日)の両日、パシフィコ横浜にて第47回横浜デンタルショーが148の出展社と、約6,000人の参加者を集め、開催された(主催第47回横浜デンタルショー運営委員会)。
前回同様、特設コーナーとして「CAD/CAMストリート」が設置され、25社がCAD/CAM機などを結集させた。また、別途設けれらた「訪問診療コーナー」では、全14社が施設、病院、在宅の場に持ち運べるポータブルユニットや、バラエティに富む歯科診療用器材を陳列。昨今、「最先端」と言えば、デジタルデンティストリーであり、その世界的な動きに目を奪われがちだが、超高齢社会の日本においては独自の進化が始まっているようだ。事実、日本のメーカーが現場の知恵・経験をもとに訪問歯科診療用器材の開発に取り組み、その努力の成果が反映された製品が数多く展示された。
また、日本でも歯科医療現場での感染管理対策の徹底が制度的に進みつつある今日、多くの展示社がウォッシャー、クラスBの滅菌器などを輸入、もしくは開発するようになり、ヨーロッパ並みの基準での感染管理体制の整備が臨床現場のスタンダードになる日が近いことを予感させた。「デジタルデンティストリー」という世界の流れ、そして超高齢社会という日本の「最先端」が共存した二日間であった。
CAD/CAMストリート
トーシンデンタルではヨーロッパでのシェアが高いCAD/CAMシステムを展示していた。日本での普及を広げるため、セミナー開催も行っている。
印象、咬合器へのマウントの誤差を最小限に抑えることができるスキャンシステム。1枚の写真で患者の顎位、顎機能を診断できる。
名南歯科貿易ではイタリア製のスタイリッシュなデザインが特徴の3Dスキャナを展示していた。イタリアの3Dスキャナ open technologies。スキャン時間は14秒、誤差は5ミクロン以下でスピードの速さと精度の高さが特徴的。
進化を続ける口腔内スキャナーと3Dプリンティングの応用
日本デンタルショー2016 東京(主催:一般社団法人 ...
第3回(最終回)では,救援活動から見えた歯科医師が備えるべきものを考えたい。
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Dr. Jim Lai DMD, MSc(Perio), EdD, FRCD(C)
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