東京:舌苔や不規則な舌擦過のような不十分な口腔衛生は、口臭の主な原因となるが、日本の665人の若年者に関する研究で、朝食を抜くことも同様に口臭の発達に寄与することが明らかとなった。
舌苔および口臭の状況に関する評価を含んだアンケート調査および臨床検査では、173人の参加者(26%)に口臭があり、約55%が自分の口臭に気が付いていることを示した。
研究者らによると、朝食を抜いた参加者は朝食を食べた参加者より口臭のある可能性が1.7倍高いという。舌を日々清潔にしない参加者も同様に、舌を清潔にする習慣のある参加者と比較して1.7倍の口臭の可能性がある。
結論として、他の健全なライフスタイルの行動と共に、舌苔を適切に管理し、特に朝食を摂取することが若年者の健康教育において主張されるべきである、と研究者らは述べた。
“Oral malodour among adolescents and its association with health behaviour and oral health status(若年層の口臭と健康に関する行動および口腔衛生状況)”というタイトルのこの研究は、6月22日、印刷に先立ってInternational Journal of Dental Hygiene誌のオンライン版に掲載された。この研究は、東京医科歯科大学とクアラルンプールの国立マレーシア大学によって実施された。
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