Dental Tribune Japan

歯科技工士に不足している繋がり

By Dr Ali Nankali
April 07, 2021

歯科医院の患者さんに、「歯科チームの中で誰に感謝の気持ちを伝えればいいですか」と聞くと、多くの方が「歯科医師と歯科看護師」と答えます。皆さんはどのような答えが正しいと思いますか?歯科医師が適切な医療サービスを提供するためには、歯科医師のチームなくしては成り立たないことは、誰もが認めるところでしょう。GDC(General Dental Council)に登録されている歯科チームのメンバーは、臨床歯科技工士、歯科衛生士、歯科看護師、歯科技工士、歯科療法士、歯科医師、歯科矯正療法士です。残念ながら、新型コロナウイルスのパンデミックの間、このチームの一部のメンバーは平等に扱われていないように思えます。今回は、歯科チームに不可欠な存在である歯科技工士についてお話したいと思います

私は補綴専門医ですが、私が提供する医療サービスの大部分は歯科技工士に依存しています。患者さんの治療を手伝ってくれたり、時には新人教育をしてくれたりと常に連絡を取り合いながら、作業の遅れや作業の質の低下など、様々な問題点を観察しています。

イギリスのクイーンメアリーロンドン大学の一部であるバーツアンドロンドン医科歯科学校のチューター歯科技工士であるChad Cluff氏によると、多くの歯科技工所のスペースは、必要な社会的距離を置く手段を採用するには比較的不十分であるとのことです。そのため、全員が同時に職場にいられるわけではなく、一部の従業員の不在がサービス提供の遅れや仕事のパフォーマンスに影響を与えることがあるといいます。Cluff氏は、この状況は現状では改善の余地がないと指摘しています。

同大学のリードテクニカルスキルマネージャーであるAdel Houmani氏は、作業の遅れは他の理由で発生した可能性もあると述べています。同氏は、すべての歯の印象を適切に消毒しなければならず、そのプロセスにはさらに時間が必要であることを指摘しました。また、ウイルスが歯科用印象材の中で生存できるかどうかは不明であるため、歯科技工士は汚染を避けるために最善を尽くすべきであると述べました。

また、Houmani氏によると、一部の歯科医院では通常よりも非常に静かになっているとのことです。パンデミック以降、患者さんが定期的に歯科医院を訪れなくなったことが、この静けさの原因ではないかといいます。仕事量が減り、それが歯科技工所の財務に直接影響し、オーナーやパートナーにプレッシャーを与えているのです。では、どうすれば歯科技工士の皆さんのお役に立てるのでしょうか?

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