Dental Tribune Japan

3Shape社のスキャナー 口腔内スキャナーはどこまで進化してきたか

By By Dental Tribune Japan
June 24, 2019

デンマークの3Shape社が新製品TRIOS 4口腔内スキャナーを、IDS2019にて発表した。同社が「最強のスキャナー」と称するTRIOS 4には2つの世界初の機能により革新がもたらされた。

1つ目は咬合面および隣接面う蝕も検出する機能、2つ目はワイヤレスにより人間工学的に使い勝手を大幅に改善した点である。

TRIOS 4には咬合面う蝕識別の一助となる蛍光技術を内蔵・搭載している。これにより表面う蝕を初期段階で検出できるという。隣接面う蝕については、TRIOS 4に搭載されている透照診査専用小型チップが歯間う蝕の識別を助ける。

なおこの新技術は、放射線を放出しないことも大きな特長で、新チップに組み込まれる瞬間加熱技術によりスキャナーは数秒でスキャニングでき、バッテリーの寿命が最大30%延びる。

「歯科分野で放射線を使わずに、う蝕の検出を補助する方法を考案するのは、なかなか難しいことでした。3Shape社のこの成果は画期的で、今一度、スキャニングを見直すきっかけとなりました」と国際デジタル歯科学会の設立メンバーであるJonathan L. Ferencz博士は語った。

3Shape社のTRIOS 4は、受賞歴のあるTRIOS口腔内スキャナーファミリーに加わる。TRIOSシリーズは、口腔内スキャナー分野で史上初の6年連続、Cellerant社「最高クラス」技術賞を受賞している。

さらに、イギリス歯科産業連合会は、FMC歯科産業アワードにおいて、3Shape社のTRIOSMOVEを2018年「年間イノベーション」に選出している。

この2月、3Shape社は、TRIOSシリーズの導入版としてTRIOS 3 Basic口腔内スキャナーを発表している。技術は、同じものを採用しており、予算に限りがある顧客でも同等の技術を利用できる。

 

出典:today 12 March 2019.

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