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3-Dプリンターの流行は歯科業界により作られる

第38回ドイツIDS プリビュ・ショー記事 第2弾

   前回に引き続き、Dental Tribune Internationalは、today (IDS 2019 show preview)掲載記事を紹介する。
今回紹介する記事のタイトルは、” Game changer of 3-D printing: Dentistry is a trendsetter”である。            CAD/CAM冠、ワックスパターン、サージカルガイドの製作など、日本の歯科業界でも既に3-Dプリンターが活用され、今後の3-Dプリンターの発展も期待できる。2019年3月12日-16日のドイツIDS(国際デンタルショー)でも、多くの3-Dプリンターが登場するに違いない。本記事は、3Dプリンターの現状と今後の展望を紹介する。
3-Dプリンターにより作製された歯牙植立や顎骨再建が可能に
   3-Dプリンターの世界市場規模は2030年までに3兆円になるといわれている。その内、医療分野は6000億円規模を占めている。2020年までは、現行品の改良版が次々と出され、それ以降は革命的な製品や、より簡略化された印刷技術の発明に焦点が当てられるだろうと、専門家は予想している。
    歯科分野における3Dプリンターの活用については、現在、CAD/CAM冠やサージカルガイド、個人トレーの作製など非常に多義に渡っており、今後の歯科技工士の存在意義が問われることになる。レジンやポーセレン以外の材料(Ex.金属)でも3-Dプリンターを使用し、補綴物を作ることも可能になる予定だ。今年のドイツIDSでは、実際にその全容を観ることができるようだ。
「歯科界における3-Dプリンターの今後の展望を把握するには、世界最大のデンタルショーであるIDSを訪れるのがベストだ」。ドイツ歯科産業団体の議長Mark Stephen Paceは語る。
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