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第23回日本歯科医学会総会の見どころについて記者会見が開催される

月. 22 8月 2016

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第23回日本歯科医学会総会の記者会見が8月18日(木)に歯科医師会館で行われ、住友雅人日本歯科医学会会長、水田祥代 第23回日本歯科医学会総会会頭、北村憲司総会準備委員長、石川博之総会副準備委員長、岡部幸司総会事務局長、長谷宏一総会副会頭(九州地区連合歯科医師会会長)、司会進行: 青柳裕易総会広報・出版部会副部会長(日本歯科医師会広報担当常任理事)が出席し、それぞれの立場から総会開催の意義・目的、見どころ、抱負などを語った。

水田会頭は「本総会の開催の意義は歯科医学・歯科医療の科学的および技術の研究成果を総合的に普及・開発を図ることにある。少子高齢社会においては社会構造が変化しており、その変化に伴い医学・医療、そして歯科医療も変化している。今回の総会では再生医療をはじめとする先端的な医療の展開、口腔医療の担う大切さをキーワードに医療間の連携、医療・介護・福祉などを一体とした連携、そして歯科医療の発展、新しい歯科医療がどのようにできていくのかを皆さんに体験していただきたい。また、熊本地震被災者に対する口腔ケア活動などでも社会的に認知されたが、国民の期待が歯科医師、歯科医療に対して高まっており、本総会において歯科医療の役割の重要性、活躍の場の広がりをわかっていただきたい。将来の歯科医療を担う若い人たちに歯科医療の大切さを再認識していただき、夢をもっていただきたいと思っている」と話した。

住友会長からは「現在の歯科医療の提供体制は歯科診療所が中心で、どうしても自己評価の世界になりがちとなり、スタッフや周囲の歯科医師による同僚評価や第三者評価を受けにくい環境にある。問題はそれにより自己満足に陥らないとも限らないという点。(もちろん、地域の医療活動に邁進する日々は大いに評価されるべきものである)ぜひ学術大会および同時開催の日本デンタルショー会場に足を運ぶことを勧めたい。1日でも気軽に参加することによって、自分の診療環境、体制、技術などを時代の潮流と比較した確かな自己評価ができる。歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士という国家資格は生涯研修と歯科医療がセットになっている認識を持ってもらいたい」と話し、開催概要は以下のとおり。

名称:第23回日本歯科医学会総会
メインテーマ:
歯科医療 未来と夢 New Paradigm for Dental Medicine Its Futures and Our Dreams
会頭:水田祥代(学校法人福岡学園・福岡歯科大学 理事長)
会期:2016年10月21日(金)、22日(土)、23日(日)
場所:福岡国際会議場/福岡サンパレス
主催:日本歯科医師会、日本歯科医学会
共催:九州地区連合歯科医師会
後援:文部科学省、厚生労働省、日本学術会議、福岡県、福岡市
主幹校:福岡歯科大学
幹事校:九州歯科大学、九州大学大学院歯学研究院、長崎大学歯学部、鹿児島大学歯学部
行事:
(1)開会式、(2)開会講演、(3)会頭講演、(4)講演、(5)シンポジウム、
(6)国際セッション、(7)視聴覚セッション、(8)日本歯科医師会プログラム、
(9)第69回九州歯科医学大会プログラム、(10)テーブルクリニック、
(11)ポスターセッション、(12)分科会プログラム、(13)公開フォーラム、
(14)市民イベント、(15)閉会式
併催行事:第69回九州歯科医学大会、日本デンタルショー2016福岡

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