DT News - Japan - 歯科矯正医が2016年の職業ランク1位に

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歯科矯正医が2016年の職業ランク1位に

米国で、職業ベストランキングの1位を歯科矯正医が獲得。(Photograph: Ocskay Mark/Shutterstock)
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火. 22 3月 2016

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米・ワシントン:U.S. News & World Report誌が、毎年恒例の職業ベストランキング・米国版を発表した。医療・ヘルスケア分野の職業がトップ100で優勢を振い、今回初めて歯科矯正医が首位となり、昨年1位の歯科医は2位であった。ヘルスケア系の職業は、高い給料、低い失業率、ワークライフバランスの良さなどから他の職種より高いランクを占めることとなった。

 U.S. News & World Report誌は、労働統計局(BLS)のデータに基づく12種の産業における100以上の職種について、毎年ランキングや情報を掲載している。BLSによると、歯科矯正医は2024年に8,200から9,700まで、就業が18%上昇すると予測され、全ての職種の平均よりも速い。

 BLSは、人口動態の変化や高齢者の増加、審美歯科医療への関心上昇、健康保険利用状況の向上などにより、歯科医療の需要が増えると予測している。当局はさらに、ルーチン業務を扱うために、歯科医がより多くの歯科衛生士および歯科助手を雇用するだろうと推測している。加えて、デジタル歯科学や放射線画像術などの新技術が、歯の専門家の実臨床を拡張し、より多くの患者の治療を可能にすると見ている。

 2016年には、ヘルスケア関連の職業がU.S. News & World Report誌の高給職ランキングのトップに立った。平均給与が246,320米ドルで麻酔科医が1位、外科医と口腔顎顔面外科医がそれに続いた。矯正歯科医も高給職にランクインし、ランキングによれば中央値が年収187,199米ドルで、米国での給与ランキングの5位であった。

 BLSのOccupational Outlook Handbook 2016~17年版にはwww.bls.gov.からアクセスできる。

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