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日本顕微鏡歯科学会第14回学術大会・総会開催される

木. 20 4月 2017

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日本顕微鏡歯科学会第14回学術大会・総会が4月14日㈮、15日㈯、16日㈰の3 日間にわたり、一橋講堂(東京都千代田区)において開催された(大会長:鈴木 真名氏・東京都開業)。ハンズオンコース、シンポジウム、衛生士セッション、 企業フォーラムなど多岐にわたるプログラムが組まれ、ブラジルやイスラエル、 台湾など、海外からの参加者も多く見受けられた(参加者:約700名)。

基調講演「顕微鏡が歯科をリードする」では、鈴木真名大会長が登壇。現在の 国内での歯科用顕微鏡の販売台数は7,000台を超え、世界的にみても多いことを 示唆。見えるということはアドバンテージになる。顕微鏡を覗くことは、特別な 治療をするためではなく、ベーシックな治療をより確実に行うためであると述 べ、ハイクオリティな仕事にはかかせないものであるとした。

第13回学術大会・大会長記念講演「根尖よりガッタパーチャが漏出した上顎左 側第二大臼歯への再根管治療」では、長尾大輔氏(茨城県開業)が登壇。外科的 侵襲を加えずに、終始根管経由で歯根端切除を行うInternal Apicoectomyを、動 画を用い紹介。外科的処置を施しづらい有病者や高齢者への新たな選択肢となり 得ることを提言した。

シンポジウム2「保存へのチャレンジ」では、北島 一氏(静岡県開業)、興 地隆史氏(東医歯大)、岡口守雄氏(東京都開業)の3名が登壇。パネルディス カッションで興地氏は、今後の歯科用顕微鏡の展開として、レジン系シーラーや MTAの除去への活用への期待を語った。

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