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モリタ創業100周年記念シンポジウム開催される

金. 2 12月 2016

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モリタ創業100周年記念シンポジウムが11月23日(祝)、東京国際フォーラム(東京都千代田区)において開催された。「口腔のケアが全身疾患を救う~口腔の健康を生涯守るために“今”すべきこと~」をテーマに、特別講演、シンポジウムなどが行われた(参加者:約1,200名)。 開催にあたって、森田晴夫氏が挨拶に立ち、関係各位に御礼を述べるとともに「本日のシンポジウムは、皆様と歩ませていただく明日への新しい一歩です」と同社のさらなる飛躍を誓った。

特別講演では、川良美佐雄氏(日大松戸歯)を聞き手に、元なでしこジャパン主将の澤 穂希さんを迎え、スペシャルトークイベントを行った。
澤さんは幼少期の歯磨きについての思い出を聞かれ、「歯を磨くのは嫌いじゃなくて、いちご味の歯磨き粉が好きだった」と笑いを誘った。澤さんは、現在でも食後は必ず歯を磨くように心がけ、他の代表選手も試合前は必ず歯を磨いていると話した。
また、現在妊娠中である澤さんは、川良氏に「両親から子どもにむし歯がうつることはありますか?」と逆質問し、母親としての一面を覗かせた。

メインシンポジウムは、河原英雄氏(大分県開業)を座長に据え、6題の講演が行われた。
まず座長の河原氏が、「健康長寿を支える臨床医の役割~患者さんが満足するデンチャーを作って長寿を楽しんでもらう~」と題し講演。患者の満足する義歯を製作することで、患者の生活の質が向上し、医療や介護の負担を削減できると述べた。
鈴木宏樹氏(篠栗病院)は、「『食べる。生きる。活きる。』~病院歯科からみえること~」と題し講演。病院歯科の立場から、有病高齢者の口腔状態を改善することによって、栄養状態も改善し、性格まで明るくなることを症例を通して紹介した。

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