マリファナ使用と歯周炎リスク増大との関連性

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マリファナ使用と歯周炎リスク増大との関連性

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マリファナの常用者が歯周病の重要な指標を示すことが、最近発表された研究でわかった。(写真:Skunkeye/Shutterstock)
Dental Tribune International

By Dental Tribune International

金. 11 11月 2016

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アメリカ、ニューヨーク:アメリカ歯周病学会の新たな研究によれば、大麻(マリファナ、ハシシまたはハシシオイル)を月1回以上吸引する常用者では、大麻の常習性がない人よりも、歯周病を発症するリスクが有意に高かった。大麻の常用によって、特にプロービングデプス(歯周ポケットの深さ)が深くなり、臨床的アタッチメントロスも大きくなることがわかった。

コロンビア大学歯学部の研究者らは、30~59歳のアメリカ人の成人1,938人のデータを調査した。そのうち26.8%が娯楽用大麻の常用者であった。

分析の結果、娯楽用大麻を常用していると確認された者は、歯の周囲に深さ4mm以上の歯周ポケットが平均29.2カ所、深さ6 mm以上の歯周ポケットが平均24.8カ所、深さ8mm以上の歯周ポケットが平均24.5カ所あったことが示された。これとは対照的に、大麻の使用頻度が少ないことを報告した者では、それぞれ平均22.3カ所、19.2カ所、18.9カ所であった。

アメリカ歯周病学会会長のDr. Terrence J. Griffinは、「歯周病の発生に寄与するリスク因子は多数ありますが、この報告は、大麻の使用がその1つであることを示唆するものです。患者は、歯周治療専門医にリスク因子をもれなく伝え、適時の診断と適切な治療を確保する必要があります」と述べている。

アメリカ疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)によれば、アメリカの30歳以上の成人の半数近くが何らかのかたちで歯周病を抱え、8%超が重症の歯周病を患っている。

研究のためのデータは、アメリカ国内の成人と小児の健康および栄養状態を評価するために設計されたプログラム「国民健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey)」から入手したもので、毎年約5千人の全国的な代表サンプルを調査している。

この研究は、「アメリカの成人における娯楽用大麻(マリファナおよびハシシ)の常用と歯周炎の関係(Relationship between frequent recreational cannabis (marijuana and hashish) use and periodontitis in adults in the United States):NHANES 2011-12」と題され、Journal of Periodontologyに、誌面への掲載に先駆けて10月8日にオンラインに掲載された。
 

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