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診療体制は8割の医院が従来通りまで回復

By By Dental Tribune Japan
September 24, 2020

本調査は「Dentwave.com」の会員の歯科医師に対し、定期的な経営状況を確認することにより、新型コロナ感染拡大前後の変化を捉えることを目的とし、2020年4月から実施しています。直近の調査は8月28日~9月1日に行われ、合計191人の歯科医師から回答を得ました。

今回の調査で明らかになった主な結果は、以下の通りです。

調査結果のサマリー
◉診療時間および勤務体制の「変更あり」・「変更予定あり」の比率は、緊急事態宣言期間中をピークに低下傾向
◉患者数が「減少」している医院の比率は、緊急事態宣言期間中をピークに低下しているものの、いまだ約7割の医院で患者数が戻り切っていない状況
◉患者数の減少幅は、緊急事態宣言期間中をピークとして足元では緩やかに回復
◉患者数が減少している診療内容は、保険診療の選択率が最も高い

診療時間の変化

診療時間について、「変更あり」・「変更予定あり」と回答した医院の比率は、緊急事態宣言発令期間中に急激に高まりましたが、緊急事態宣言解除後は低下傾向にあります。緊急事態宣言に伴い、診療時間を短縮している医院が増えているものの、足元では従来の診療体制へ戻り始めています。

直近の回答の内訳は、「変更あり」が16.8%、「変更予定あり」が3.2%、「未定」が9.5%、「変更予定なし」が70.5%でした。


勤務体制(勤務人数・勤務時間)の変化

1日あたりの出勤人数や勤務時間について、「変更あり」・「変更予定あり」と回答した医院の比率は、診療時間と同様に緊急事態宣言発令期間中に急激に高まりましたが、緊急事態宣言解除後は低下傾向にあります。緊急事態宣言時は出勤人数や勤務時間を減らしている医院が増えていたものの、足元では従来の勤務体制へ戻り始めています。

直近の回答の内訳は、「変更あり」が16.8%、「変更予定あり」が3.2%、「未定」が12.6%、「変更予定なし」が67.4%でした。


前年同時期対比の患者数

前年同時期対比の患者数について、「減少」していると回答した医院の比率は、緊急事態宣言期間中に88.5%とピークを迎え、以降は低下傾向にあるものの、いまだ69.5%の医院では前年対比で患者数が「減少」しています。緊急事態宣言解除後は回復のトレンドが見受けられますが、患者数は戻り切っていない状況です。

直近の回答の内訳は、「増加」が5.3%、「減少」が69.5%、「変化なし」が25.3%でした。


患者数の減少幅

患者数の減少幅は緊急事態宣言期間中にピークを迎え、足元では緩やかに回復傾向にあります。
直近の回答の内訳は、「1割減」が22.0%、「2割減」が38.6%、「3割減」が34.1%、「4割減」が3.0%、「5割以上減」が2.3%でした。


特に患者数が減少している診療内容

特に患者数が減少している診療内容について、「保険診療」の選択比率が最も高く、47.7%となりました。

その他の回答の内訳は、「歯周病」が16.7%、「メンテナンス(自費)」が10.6%、「補綴」が6.8%、「小児」が6.8%、「インプラント」が5.3%、「矯正」が0.8%、「ホワイトニング」が0.8%、「その他」が4.5%となっています。


【調査概要】
◉調査期間:2020年8月28日~9月1日
◉調査対象:Dentwave.com会員(歯科医師)191人
◉調査主体:DentResearch

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