Dental Tribune Japan

スマートデバイスを利用した子どもの口腔内健康診断システムを開発

By Iveta Ramonaite, Dental Tribune International
March 30, 2021

パース(オーストラリア)オーストラリアの研究者たちは最近、親が子供の歯の写真を撮ることができるシステムを開発することを目的としたプロジェクトのため、政府から資金援助を受けました。写真はスマートデバイスを使用して撮影され、評価のために歯科医に送られます。この斬新なシステムは日常的な歯科治療へのアクセスを改善し、不適切あるいは不必要な紹介状を減らすことで、移動時間や待ち時間を最小限に抑えることができます。

このプロジェクトは、連邦科学産業研究機構およびテレソンキッズ研究所との共同研究で、パースにある西オーストラリア大学の研究者グループが中心となって実施されています。これは、歯科医療へのアクセスを容易にするための消費者レベルの技術の応用を検討してきた進行中の研究の一部です。

この12ヶ月間のプロジェクトは、訓練を受けていない人が撮影したスマートフォンの画像を使って、乳幼児や子供をスクリーニングするシステムを開発することを目的としています。この画像は、歯科チームのデスクトップからアクセスでき、紹介が必要な症例か遅らせることができる症例かを判断するのに役立ちます。

「チームの25年間の努力の中核は、社会の限界の端にある人々に歯科医療へのアクセスをもたらすことです。」と、大学の人間科学部のウィントロップ教授である共同研究者の博士マーク・テネント博士は、デンタル・トリビューン・インターナショナルに語りました。「このアクセスは、コストや社会的・地理的要因を含む多くの側面についてのものです。」

「このプロジェクトは、私たちの長期的な使命に完全に適合しています。シンプルなスマートフォンの画像を活用して、歯の健康状態をスクリーニングすることを目指しています」と彼は続けました。

テナント氏は、今回のプロジェクトは子供の口腔保健に焦点を当てているが、より広いプログラムには成人も含まれていると説明しました。また、専門的な歯科検診に代わるものではなく、口腔内の健康に関するスクリーニングとアドバイスを提供することを目的としていることにも言及しています。

プロジェクトが直面する課題についてテナント氏は、多くの専門家が変化やイノベーションを嫌うため、人々のアイデアに対する惰性が主な障害になっていると説明しました。「私たちは、多くの素晴らしいイノベーションがこの惰性の中で何十年もかかって実現するのを見てきましたが、これもその一つです」とテナント氏は述べています。「政府のサービスは、これらのイノベーションがもたらす機会をはるかに効果的に見ています。多くのオーストラリア政府は、パンデミックを通じて遠隔医療モデルに移行し、現在、私たちのプロジェクトのアイデアを取り入れて実装している政府もあります。」

このプロジェクトは最近、州政府の資金提供で5万豪ドル(3万2000ユーロ)を確保しました。テナント氏によると、新型コロナウイルスのパンデミックの間に関心が高まっているという事です。

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