Dental Tribune Japan

妊娠中の喫煙が、子どもの歯の 形成不全に影響する可能性

By Dental Tribune International
October 30, 2017

オタゴ(ニュージーランド):妊娠中女性の1日に10本以上の喫煙は、子どもの歯の形成に悪影響を及ぼす可能性のあることが、オタゴ大学の研究で報告された。

本研究では、歯の先天性欠如(本研究では永久歯5本以下の欠如として定義)の小児83名が欠如のない小児253名と比較された。小児の母親に対しては、妊娠中の能動・受動喫煙への暴露の程度、およびカフェイン・アルコール摂取量が調査されている。
研究を主導したMauro Farella教授は、歯の先天性欠如と喫煙が正の相関関係にあると指摘するが、アルコール、またはカフェイン含有飲料の摂取と疾患との関連性については、本研究では確認されていない。
本研究のチームの一員で、同大学歯科矯正学部長でもあるFarella教授は、「母親の妊娠中の喫煙量が多いほど、その子どもが歯の先天性欠如である可能性は高くなる」と述べ、さらに、「母親の喫煙と疾患の関連性を裏付けるには、さらなる研究が必要なものの、喫煙が歯胚の中の神経堤細胞に直接損傷を与えるという説明が妥当」と語る。
実際、本研究結果は妊娠中の喫煙が胎児に及ぼす悪影響を示す他のエビデンスとも一致する。いくつかの研究により、妊娠中の喫煙は早産、低出生体重または死産のリスクを高めることが示されてきているからだ。
Farella M. et. al. : Maternal smoking during pregnancy is associated with offspring hypodontia, J Dent Res 2017 Aug;96(9):1014-1019

出典:News Asia Pacific 2017/06/12

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